宇和・佐田岬(愛媛県)
(2003年4月29日撮影)
海岸線が複雑なリアス式の宇和海地方、真珠の養殖や海中公園がある。
四国の最西端の佐田岬半島は海中に長く延びる。行けども行けども辿り着かない。
第43番札所 明石寺山門(愛媛県東宇和郡宇和町)
四国横断自動車道松山道はここまで延びる。
穏やかな田園の小高い山を少し登ったところにある。
新緑が爽やか
夫婦岩(愛媛県八幡浜市)
宇和町から山間を縫って佐田岬半島付根の八幡浜の港に行く間にあった。
緑が多く心地よい道だったので、ちょっと一休み。
夫婦岩の下の谷川が滝になっている。
佐田岬半島
半島は宇和地方から西に50km突き出ている。最近道路が半島の背骨を三崎町まで整備されて、
かなり交通が楽になったようだ。半島とはどこもそうであるが、陸の孤島と言われてる。
海上を船で航行した方が余程便利かとも思うが、やはりスピードの為に道路が作られる。
三崎町付近の閑漁村。
佐田岬
九州大分県の佐賀関町の関崎がそこに見える。
この潮の流れの激しい海峡で獲れる魚が美味しい。
名づけて”関鯖”で有名。海峡の愛媛県側で獲れる鯖を”関鯖”と呼ぶことを
まかり成らぬと言う大分県側に言い分があるらしいが、ちょっと了見が狭いですね。
岬までの最後の2km程は徒歩で行かねば成らぬ。吹く風がすさまじい。体重のある
私でも飛ばされそう。道半ばで、諦め、写真だけに留めた。
さて、カーナビの帰路を松山に設定した。
「思えば遠くへ来たもんだ〜」と言う歌があったが、正しくその通り。
神奈川県まで帰る気力が失せてしまった。「どうしよう?」
三崎町からは大きな道路だが、そこまでは小型車1台がやっとの道。
これがうねうねと九十九折。15kmほど続く。運転間違えれば、海中へまっさかさま。
とほほ、えらいところへ来てしもうた。