北海道の旅「富良野へ」2001年10月14日

羽田空港から飛び立ち、まもなくB747左翼下に東京ディズニーランドと東京ディズニー
シイーが見えた。おじさん、おばさんには関係の無い場所です。TDLに行ったのは昔だっ
たなぁ。あのころ連れて行った息子も娘も可愛い時期だったことを思い出した。それが今
はねぇ。(翼の赤い日の丸の上に写っているのがTDLとTDS)

道央自動車道・岩見沢サービスエリア。階段に本物と同じ大きさの馬の彫刻が
置かれている。わざとらしい黒光りがなければ、一瞬本物かと思うほどの配置
です。日本一の馬の生産地ゆえの面白い公園です。

蝦夷松や椴松(とどまつ)が植わっていて北海道らしいサービスエリア。因みに、
蝦夷松と椴松の違いを私は知らなかった。 皆さんはご存知でしょうか?写真の
右端に半分写っているのが蝦夷松、左端に半分写っているのが椴松です。蝦夷
松は枝が下に向かって伸びるが、椴松は枝が上に向かって伸びているとのこと
です。椴松は「上へ届け、届け」と枝を上へ伸ばすそうです。 この写真を撮ってい
る時には、その違いを知っていませんでしたが、二日後にこのことをガイドから教
えて貰いました。 「ちょろまつ」は知っていたけど (^。^)。 今、この写真を見て、
偶然に2種類の北海道を代表する松が写っているので、そんな説明を思い出しました。

団体旅行向けのレストランの歓迎看板。 とにかく長いのです。ツアーガイド(添乗員)
さんさえ言い間違えるほどに長い名前です。同じ時期に、同じ方角に色んな旅行を組
むものですから、行く先々で他の団体と間違わないように区別する為のようですが、
まぁ舌を噛みそうになります。お客のほうは、バスガイドとツアーガイドさんの顔を覚え
ておけば用がすむのですがね。 この看板を見ても、近畿日本ツーリストが多いですね。
ここの看板の字は上手い字でした。

出てきました。北海道名物、ジャガイモです。富良野のファーム冨田のラベンダー園の
中で無料で試食できる蒸しジャガイモで、バターか塩を掛けて食べます。お変わり自由。
まぁ、うまかったが、ジャガイモの種類を忘れました。ほろほろと崩れたから、男爵だとは
思うけど。20kg入りのダンボール箱で売っていた。わざわざ買って送らなくとも、近所の
スーパーで買えるもんね。北海道のみやげものの傾向が、昔はジャガイモとスイカだった
らいいのですが、現在はメロンとカニに変わって来たらしいのです。ジャガイモでは商売に
ならないらしい、そうでしょうねぇ。

富良野、ファーム富田のラベンダー園。 ラベンダーは7月中旬が見頃らしい。まだ、
咲いてはいましたが、観光用に残しているみたいで、あまり広くは植わってなかった。
私には、紅葉の方が気になった。

美瑛・新栄の丘。 飄々とした丘陵の中で記念撮影の時間です。これは、別の近畿
日本ツーリスト・クラブツーリズムの団体一行。私は間違えて急いで入ろうとしたら、
「貴方は違いますよ!」と中のツアーガイドさんから声が出てきた。はっと立ち止まった
が、私はこのツアーの1日目で私のバスの一行の同行者の顔もよく覚えていません。
 なのに、なぜ他のバスのツアーガイドさんからはっきりと区別が付くのかと思った。
 それは、ツアーの最初に付けさせられた胸のツアー会社の名札の色からくる識別区
分の勢だったのです。私の色は紫、この写真の団体は白色だったのです。 以後、この
色札が重要な識別札になっていることを思い知らされました。 この新栄の丘には体に
番号の焼印を押されたたくさんの牛が草を食んでいました。 何かふと一抹の疑問を感
じながら、紫色の識別札の者と連なってバスに揺られました。
(「層雲峡」へ続く)


 (「層雲峡」へ)

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