北海道(2)層雲峡2001年10月15日撮影

 前日の夜来の雨去り、すっきりと晴れる。ホテルの周りの峡谷は清々しい大自然の
様相を示していた。崖の前の白樺の白い木肌が自然の厳しさを物語っているようだ。
紅葉は高度の低い層にしか見られない。手前の道路は旭川と北見をつなぐ幹線
国道39号線。


  

写真はやはり光があって初めて美しくなるようですね。上の左の写真は、朝日を受けた白いホテルと紅葉した中で美しく見える。実際はあまり
良いホテルとは思えなかった。温泉に来てお風呂が良くなければがっかりしますよね。風情のある造りの風呂場に入ると、本当にゆったりと浸
かりたくなりますからね。ホテルの風呂場の従業員にはロシア人がいた。ホテル付属のクラブにはロシア人ダンサーグループが踊っていた。
ここはロシアが隣国なのだなと改めて感心した。ご苦労さんなことですね。
でも、良い天気に恵まれたラッキーな日でした。


 
層雲峡の上流に「銀河の滝」(上の写真)と「天城岩」(下の左写真)
と「流星の滝」(下の右写真)が南から北へと並んでいる。パノラマ写真
を撮るには場所を時間を掛けて探さねばならないが、そんな余裕の時間
はない。今日の長い行程が急ぎ足を促す。この場所は、この層雲峡の
観光ポイントですから、層雲峡の各ホテルから同じような時間に出発す
る団体でごったがえす状態となります。なんだか東京の渋谷か新宿に
行ったような感じにすらなった。なんで、ここまで来て?と疑問も。

  
なんだかんだ言っても、天候には恵まれ、景色は綺麗でした。バスガイドさんは盛んに「今年は今日が最後の観光できる
日となるでしょう!この日を境に、この辺りは長い冬に入ることでしょう」と言っていた。現に前夜に降った雨は、高地では
雪に変わっていました。「冬来たりなば、春遠からじ」と本州で言うが、この辺りでは「夏来たりなば、冬遠からじ」と言うとか。


若い仲良しの娘さん達、手前の頭の一部が写ったおっさんにシャッターを切って貰っていた。
「ピース」のサインをしたところを私もパチリ。彼女達の目線は私の方を見ているように思える
のですが気のせいですかな?違う?   (チャウ、チャウ!!)

(「大雪山」へ続く)



  

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