十三湖(青森県北津軽郡市浦村)
(2002年4月29日(月)撮影)

津軽半島の中ほど西海岸沿いに砂州で囲われた湖。
近くからは「十三湊遺跡」が発掘され、中世時代に日本海交易で名前を
馳せた安藤氏の拠点的な港湾都市遺跡であると考えられている。しかし
文献資料も少なく、「幻の港町」といわれてきた。日本海側は裏日本とも
言われて来ているが、明治時代までは所謂表日本より発展していたとこ
ろもある。昔の栄華を偲ぶよすがもない静かなシジミ漁の村を訪れてみた。




津軽平野の何処からも見えると言われる岩木山。この位置からも格好が良い。
桜の咲く時期なら弘前に泊まることにしたのだが、楽しみは次回に残しておく
ことにした。菜の花とも似合う山かな。やっぱり、りんごの花かな。




十三湖大橋。

静かな湖面。ここまで、離れると霞んで岩木山は写らない。
ここの右の林の中に、名物「しじみラーメン」があると聞いて来たけど
鰺ヶ沢の海岸で「いか焼き」を食べて来たものだから、残念ながら
これも次回送りとした。「いか焼き」はとてもうまかった。




十三湖大橋から日本海へ流れ出るところ。
津軽平野の水は、岩木川も水も含めて全て、ここを通る。





十三湖大橋の南たもと。
このあたりが十三湊の町が栄えた方向らしい。




十三湖大橋から東北方向の眺め。
しじみ採り舟が並んでいる。





日本海へ落ちようとしている太陽を受けて、しじみ漁船が一隻戻って来た。





大橋の下をくぐり、湖の中へ




(十二湖その2へ)  (尻屋崎へ)

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