福島点描(2003年4月19日撮影)
(福島県安達郡大玉村相応寺、二本松市霞ケ城、大沼郡金山町沼沢湖)

三春の滝桜を見て、安達太良山の南にある馬場桜を見たが、朽ちてほんの
数本の枝しか残ってない。如何に桜を長く元気に活かすかが難しいかが分かる。
馬場桜のある村落に相応寺というところがある。この寺の枝垂れ桜の方がよほど
見栄えがある。訪れる人もないが、見事に咲いている。


安達太良山相応寺




風が吹いて、散り始めた時だった。




二本松城、別名・霞ケ城跡
公園になっている。
勝てば官軍、負ければ賊軍
この城は会津若松と共に官軍に落とされた。









本丸跡から安達太良山(あだたらやま)を望む。










本丸入り口





沼沢湖(大沼郡金山町)

会津若松に西にある会津坂下(あいづばんげ)町から奥只見を通って
新潟県魚沼郡へ出たかった。会津柳津(あいづやないづ)と言うところで
派出所で尋ねたら、新潟へは道路閉鎖で行けないとのこと。仕方なく
会津田島を通って栃木県今市へ抜けることを考えた。このおまわりさん
非番ながら、警察電話を使って、田島へ抜ける道の通行可否を調べて
くれた。親切な人だ。田舎はこれが良い。
考えて見ると、さきの新潟への道は半年間通行不能の国道だ。なんと
考えの甘さに猛省。

ここの沼沢湖はカルデラ湖、山の上にある淵の切り立った湖だ。貯水量が
多いので、東京電力が発電に利用している。誰も居ない。寂しい風景だ。
この山を降りるときに金山スキー場があった、まだ融け残った雪が多い。




「沼沢湖の乙女」像





金山から田島へ抜ける道中の野尻川
雪解け水で水量が多い。




[PR]動画