あぶくま洞(福島県田村郡滝根町)
(2002年4月28日(日)撮影)

福島県は太平洋岸の浜通り地方、郡山・福島の中央の中通り、そして
西の会津地方と分けられている広い県です。いずれの地方も興味深い
ものがありますが、私は地方の風景が好きで、特に中通りと浜通りの間
にある阿武隈山塊にはゆっくり行って観たいところだった。でも、あぶくま
洞を見ただけで終わった。この地方は桜を大切にして育てて来た処で、
日本三大桜の大樹の一つである「三春の滝桜」があり、他にも多くの桜の
大樹がある。今回は、時期も遅く、それらを見て歩くことは出来なかった。
桜は終わったが、優しい山々の木々は緑が息吹だし、活き活きした自然を
味わえた。




なんと言って取り立てて言うことではありませんが、いわき市湯本温泉で朝一番に目に入って
来た風景です。三階の部屋の目の前の山のつつじの花です。これから、始まる東北の旅の前触れ
を示しているようで、縁起が良かった。私は、泊まるところを決めずに、ぶらりと出かけるのが好きで
前日10時に、平塚を発って、茨城県鹿島市の鹿島神宮と鹿島スタジアムを見て、夕方暗くなってから
ここに宿を決めました。私の車にはカーナビゲーションが無く、地図とにらめっこの旅です。道に迷う
ことも度々です。でも、迷って損はしません。普段の観光写真では見れないような風景に出くわすことも
あります。その土地の普段の生活が見れるのが良いですね。



あぶくま洞と鍾乳洞はこの石灰岩の岩山の中にあります。遠くからこの山は見えました。
初めは鉱山の採掘現場かなと思っていた。昭和44年(1969年)、石灰石の採掘中に
発見されたもの。まだ、未公開の部分が2500メートルもあるようです。



あぶくま洞から南西方向の眺め。滝根町の集落が見える。
天気は最高。緑がいっぱい。気持ちがいい。



小さな滝。水は綺麗。
暗闇での撮影って、難しい。ガントナンバーが低いので限界。



私は高所恐怖症であり、閉鎖恐怖症であります。
途中で200円を余計に取られて、探検コースなるところを薦められた。
子供の身でも這って進まなけねばならないとこらがあった。行くに難しく
戻ることも出来ない狭間に往生した。何で金まで払って、こんなことして
いるんだろうと考えてしまった。



柔らかい布地のように見えますが硬い結晶です。1cm成長するのに100年かかるらしい。




外に出て、ふ〜っと開放感を味わう。
大島桜かな?


 (山寺・その1へ)

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