2007大磯・左義長
神奈川県大磯町北浜海岸(2007年1月14日撮影)

大磯町ホームページに由ると以下のように書かれている。

1月14日におこなうセエノカミサン(道祖神)の火祭りのことで、大磯町内では
セエトバライ(サイトバライ)、ドンドヤキ、ダンゴヤキといった呼び方が一般的です。

正月飾りやダルマをセエノカミに集め、ワラなどを使って仮小屋を
つくります。仮小屋では子どもたちが籠もり、餅を焼いて食べたり
して過ごします。そして、14日に小屋をこわし、サイトと呼ばれ
る塔をつくって燃やします。
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この行事は大磯町内至るところでおこなわれていますが、特に大磯
の左義長として神奈川県無形民俗文化財に指定されている南下町と
北下町を中心とした行事は規模が大きいことで知られています。
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同町では11日から準備が始まります。この日はサイトの材料となる
松を調達する松買いをはじめ大松やオンべ竹を立てたり、セエノカミ
のオカリヤをつくります。子どもたちが籠もる七ケ所のオカリヤには、
7所詣りといって地元の人々がお詣りして歩きます。
そして、14日朝に
サイトが立てられ、日没を待って火がつけられます。                 .

また、サイトの火が燃え盛る頃に、若い衆が裸になって橇状の台に乗せたセエ
ノカミの仮宮を壊して海に引き入れ、さらに浜方と陸方に分かれて綱を引きあい
ます。これをヤンナゴッコといい、やがて陸に引き上げられた仮宮は、町内を曳か
れ、セエノカミに納められます。            
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