温泉の街中の湯気は格別な情緒を醸し出しています。
しかし、近くの自動車が錆びないかと心配になった。
地獄谷入り口にあった神社。名前を忘れたが、
階段と紅葉の組み合わせが良く、階段を登って戻る時に撮った。
なぜか、この登別温泉のマスコットは鬼だった。高速道路のインターを
降りた所にも大きな鬼が迎えてくれた。昨年までは怒った鬼の顔だったが、
客を迎えるのに怒った顔もないだろうと、今年笑顔に変えたとか。
.最近のガイドマップは正確な航空写真地図を元に書いてあるので距離感を的確に捉えられる。
昔のものはデフォルメされたものが多く、実際との相違が多かった。
この湯気の量は迫力がある。朝早く起きて来ただけに、三文の得をした感じです。
谷の奥行きも深い。草木を寄せ付けぬ地獄の様相。手前の青い屋根は小さな神社。
支笏洞爺国立公園案内図。図中の右下の青い丸いのが倶多楽湖(くったらこ)で
その西(左)に登別温泉がある。環境庁の案内図は良いものが多い。
地獄谷を眺めながら奥へと登って行く。紅葉の中に草木のない地獄谷がある。
硫黄の匂いと地熱の温もりが来る者を日常から離さす。異様な雰囲気の世界に入った感じがする。
硫黄分が多いお湯は、その流れの底も黄色くなっている。
迷い込んだ感じの世界。
ここより向こうは帰れない世界かも知れない三途の川。
(北海道(9)「洞爺湖畔・ニセコ神仙沼」に続く)